ブースターコスメっているの？

この冬も流行っていますね、ブースターコスメ。

知らない方のために、ブースターコスメとは、洗顔後の肌に化粧水の前につける

「導入液」のことだそうです。

ブースターコスメをつければ、その後につける化粧品の効果を底上げするのだとか。。。

 

 

 

ここまでは、よく女性誌や化粧品メーカーを謳う説明文です。

 

 

さて、肌の第三者機関（笑）としての私の考え。

ブースターコスメって、実は必要なの？とよく聞かれます。

 

 

 

答えは、ものによる、と、使い方による、と、肌による、ですかね（曖昧〜〜）

 

まず１つはっきり言えるのは、ブースターコスメをつけたからといって、その後に使用する

化粧品の効果を上げる、という言い方は間違いでしょう。

導入液は、どちらかというと油分の多い美容液ですから、洗顔後つけてしっとりした感があり、

だからしっとり度が増すので、なんだかその後の化粧品もしっとり度が増した感じがするのです。

 

ブースターコスメをじゃあ、化粧水後につけたら？効果は殆ど一緒ですよ。

化粧品の効果を底上げする、のは間違いです。

 

 

ものによる。というのは、もし使っている化粧水が結構パシャパシャの水っぽいものだったり、

界面活性剤も入っていて、ジメチコンや、ポリマーや、ミネラルオイルも入っていたら、

先にブースターコスメを付けた方がいいでしょうね。おまけに自分の肌が乾燥肌ならもっとです。

 

理由は、化粧水が水っぽいものだと保湿効果が低いので、先に油分多めのブースターを浸透させる。

肌は油になじみやすいし、先に油分をつけ、すぐに水分をつけると乳化しやすいからです。

 

化粧水に界面活性剤が入っていて、自分の肌が乾燥肌ならバリア機能を乱されます。

ブースターで油分を浸透させ、落ち着かせてから化粧水をつける方が肌への負担が少ない。

 

ジメチコン、ポリマー、ミネラルオイルは、肌表面のフィルターとなります。

それが入っている化粧水をつけてから、美容液とか、精油とかつけたって、表面止まり。

コンクリートの上に油を放出しているだけのことになります。

 

 

じゃあ、化粧品会社や女性誌が言うところの、「ブースターコスメ」として使うべき商品や

肌質は？？

 

 

 

 

 

 

乾燥していて、小じわが目立ったり、かさついたり、赤ら顔になりがちなら、

植物油と精油

をブレンドした美容オイルをブースターとして少量つけたらといいと思います。

あとは、ニキビがフェイスラインなどにあるけど、肌表面の乾燥が気になる方も同様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちですすめているのは、ムーンピーチのサーキュレイトオイルです。

なぜブースターとしていいのか、その方がいいのかは、やっぱり精油が入っていると、

時間をかけて、「経皮吸収」していきます。精油を吸収させるには、なるべく何もつけていない肌に

塗布した方がいいです。ムーンピーチのオイルは、ホホバオイルベースなので、肌の浸透も早い。

各精油の効果をみて、自分に必要な精油をブレンドしたら、と思います。

 

 

 

昨今は、オールインワン化粧品といって、これ１本で全てOKみたいなのも増えていますが、

基本的に各化粧品には役割があります。

日本は世界一のスキンケアマーケットですから、日本人は沢山基礎化粧品を世界の誰よりも

多く使います。

 

化粧水には、収斂、pH調整、保水効果があり、洗顔後にアルカリ性に傾いた肌表面を弱酸性に戻し、

肌の状態を整える役割があります。

 

乳液や美容液は、その中間で、化粧水より油分を多く含み、クリームと化粧水よりも一番肌になじみやすく

べたつきも残らず、肌のコンディションの良い状態にもっていく役割があります。

 

クリームは、保護の役割。肌表面を外気や、チリ、ほこり、公害などから守る役割です。

 

 

自分の肌にベストマッチしていれば、とりあえずこの３つまたは、化粧水とクリームでスキンケアは十分。

 

 

ブースターコスメが必要か、必要でないかは、ご自身で判断してみてくださいね♡

 

 

 

 

 

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