娯楽は人の生活を豊かにします

2020年4月7日。本日、首相より緊急事態宣言が発令。

都知事もいよいよ休業要請を出して、一斉に感染拡大しそうな施設を閉鎖しようと躍起です。

当店は、3月28日より実質臨時休業をしています。

最初は1週間、次にまた1週間、そして今週月曜日に、5月6日まで休業することにしました。

もちろん、自主的にです。

理由は、

1感染経路が不明な感染者の増加(公共交通機関での感染も疑われる)

2当店のサービスは、お客様の肌や顔に直接触れること

3至近距離を避けることができないこと


上記の理由以外に、万が一私自身が感染し、入院、死亡した場合、現在のところ残念ながら代わりがおりませんので閉店を余儀なくすることになり、お客様に多大なご迷惑をおかけしてしまいます。

理美容業と違って、エステは生活に必要不可欠ではありません。

このことを先日母に伝えると、

「確かに、あなたの仕事は生活に必要なことではないね。これからのことを考えた方がいいかもね」

と、言われました。

半ばショックで。24年間、これだけを職としてやってきたので。

しかし今、最前線で戦っている、医者や看護師に比べれば、本当に役に立たない職です。

癒し、美容、娯楽、風俗、居酒屋、カラオケ、バー、キャバクラ、映画、ライブ、音楽。

それがこの世の中からなくなったら、どうなるんだろう。

生活が一気につまらないものになってしまわないだろうか。

この職についている方はみんな、

人を楽しくして、明るくして、豊かにすること

それを願ってやっていると思います。

私もそう。

歌舞伎町や、センター街がなくなった東京って、さみしい。

だから、どんな職業でも、犯罪ではない限り、人の何かに役に立っている。

娯楽がなくなれば、人の心も豊かさを失う。

風俗は、性を癒し、性欲を満たす。

そんな気持ちでいた時に、休業の連絡をしたお客様から頂いた返信。

月に一度、顔のコンディションを整えてもらい心身ともに癒やされる時間は、私の生活においてなくてはならないものになっています。またお会いできる日を心待ちにしています。

よかった。

やっぱり役に立っていたんだ。

そんな風に、改めて思えたパンデミック。

今後休業を余儀なくされる方々も、水商売も風俗の方も、そのサービスを必要な人は、すぐにまた戻ってくる。

また、賑やかな歌舞伎町も、センター街も、伊勢丹も、また戻ってきます。

頑張ろうね。

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