ニベアの成分は?どんな肌に使ったらいいの?
そう、ニベア。
この青缶が有名ですが、他にも日焼け止めとかボディローションとか、色々ブランドとして売ってます。
今日書くのは、この青缶の使い道。
万能クリームなので、基本は乾燥肌に塗れば保湿してくれますが、
「やっぱり安いし、肌に良いのかしら?私の乾燥具合で使っていいのかしら?」
なんて思う方もいらっしゃると思います。
ニベアの成分
[ニベア青缶クリームの全成分]
水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料
水をベースに、油(赤字)の成分がたくさん入っています。
保湿する水分をキープする、水分が蒸発しないように保持する、肌を保護する、
という目的の成分です。
なので、油の膜を張って、肌の水分油分をキープし、肌を保護する という効果があるクリームです。
ニベアが合う肌タイプは?
上で書いたように、油膜を張って、肌を保護したい肌に塗ることが一番ニベアの効果を実感できます。
油が足りなくなった肌 = カサカサ、ザラザラ、ひび割れしている、写真のような肌です。
特にピリピリしたり、かゆみを感じる乾燥肌は、肌の保護機能、バリア機能も落ちていますので、
肌に浸透する成分だと、刺激を感じてかゆみやアレルギーの原因にもなりかねないので、
精油や、ビタミン、また植物油でも刺激性のあるものは避けましょう。
ニベアはほとんど石油から精製される油性成分でできていますので、肌に浸透することはありません。
なのでトラブルなく使えるので、世界中で有名な万能クリームなわけです。
ニベアが不向きな肌
答えは簡単。
油が不必要な肌です。
冬でもべたつく、油っぽい部分(小鼻やTゾーンなど)、ニキビ、毛穴が開いている肌、
角栓が気になる肌 などは、ニベアは必要ありません。
でも、その部分の肌も乾燥するんだけど。。。
という方は、油分ではなく水分が足りません。
水分保湿となる、グリセリンや、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、PCA-Naなどの水性の成分を
中心とした保湿化粧品を使う方がいいです。
ニベアと混ぜて使うのに適すのは
成分に含まれる油の成分のワセリンや、ホホバオイル、スクワランくらいなら、混ぜて使っても
どうってことないと思います。
ですが、油性が強くなるので、油性マジックをべったりつけた感じ。。。
ニベアにはシリコーン油である「シクロメチコン」も入っています。揮発性のあるシリコンです。
なので油性が強くてもさらりとした使用感が少し維持できます。
油は必ず酸化しますので、時間が経つと皮膚表面に残っているその油性の成分も劣化します。
その油は、皮膚に必要な「皮膚常在菌」は好きでないし、黄色ブドウ球菌という、
アトピーやニキビの原因となる悪玉菌は、餌にします。
洗わないでほったらかしは、逆に肌トラブルの原因になります。
ニベアでパックしたり、ベタ塗りをするなら、油が残りすぎないように注意して使いましょう。
あと、ニベアにピーリング成分や、美白成分などなど、肌への効果を期待できる成分を混ぜたとしても
ニベアとともに、その成分がしっかり機能しているのかはわかりません。
全く肌に浸透しないで、油と混ざって残っているかもしれませんし、その辺は自己責任になります。
化粧品の機能成分は、肌に浸透しやすいように、ナノ化したり、誘導体にしたり、界面活性剤を配合したり、
1つの化粧品の中に様々な技術が活かされるいますので、混ぜれば完成!! というのではありません。
正しく知って、正しく使うことが、楽しくて効果のあるスキンケアになると思います〜
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