アンチエイジング・自分の免疫を味方につける
最近TVCMで流れてくるので見かけたPOLAの新商品「リンクルショット」
医薬部外品で、「シワを改善する」と言える成分「ニールワン」という成分が配合されていて、
12週間(3ヶ月)使い続ければ、シワが改善するのだそうです。
その成分がなぜシワを改善するのか?
「免疫細胞」のうちの「白血球」。
「白血球」の中にも、細菌や炎症に対抗する「顆粒球」と、ウィルスやガンに対抗する「リンパ球」とあります。
その「顆粒球」のうちの一つに「好中球」というのがあります。
「好中球」は、白血球の中で一番多く、細菌免疫の主役です。身体の中で起こる炎症の原因は好中球によるものです。
この「好中球」から発せられる酵素に、「好中球エラスターゼ」というものがあります。
好中球エラスターゼは、例えば皮膚内で「炎症」が起こっている時は、コラーゲン、プロテオグリカン、エラスチンなどの組織を不活化します。
ここでいう「炎症」とは、ストレスや紫外線、外部からの刺激が原因で皮膚の中では弱い炎症が起こっているということ。
この「炎症」が起こっているとコラーゲンやエラスチンの再生がうまくいかず、「好中球エラスターゼ」が過剰に分泌され、コラーゲンやエラスチンが壊されてしまうということです。
医薬部外成分である、POLAの「ニールワン」は、この「好中球エラスターゼ」の分泌を抑制するのだそうです。
まさに「お薬」の分類に入りそうな成分ですね。いわゆる「免疫を抑制」することで、シワを改善するのです。
さて、ここからはわたしの美容論です。お読みの方にとっては「賛否両論」あると思います。
免疫を抑制することが、そもそも肌にとっていいことなのか?
まずわたしの美容論からいうと、
免疫バランスを整えることが、肌に一番いい
ということで、免疫を抑制する、すなわち免疫を働かなくさせることがいいとは100%思いません。
例えば 過剰な刺激を受けた肌は、なぜ炎症が起こるのか?
それは自然な生理作用であって、肌自身が身体を守ろうとしているからで、逆に炎症が起こらなかったら
身体を守ることすらできず、すぐに死んでしまいます。
免疫反応を起こすことは、自然なことで健康なことです。
だけど、過剰でもないのに、なぜ 炎症するのか? そこに問題があるわけです。
免疫が過剰に働いているから、免疫を抑制しよう というのはちょっと簡単すぎるような。。
健康な肌=キレイな肌 とは、免疫が正常に働いている肌
だと、わたしは思うのです。
自分の免疫タイプを知ること
例えば「好中球エラスターゼ」。
ストレスにより、交感神経が緊張すると、アドレナリンが副腎髄質から放出され、好中球が活性化されるので、過剰に分泌がされます。
上で書きましたが「好中球」とは、「顆粒球」の分類に入ります。
人の免疫タイプでいうと、「顆粒球」が多い人= 交感神経優位型の人 です。
こちらは外部サイトですが、詳しくわかりやすく説明しているので、ご覧になってみてください。
参考:http://www.issendou.co.jp/muda/20.htm
晴れの日=高気圧=交感神経が優位になる ので、文中にもありますが
顆粒球タイプの人は、高気圧ではリラックスできない。低気圧の土地(沖縄)あたりでのんびりくつろぐ、
笑う、音楽を聴いてリラックスするなど、ダラダラ過ごした方が休暇になります。
顆粒球タイプの肌質は、色黒で瘦せ型、脂肪が少ない、太りにくい。上で書いてる「好中球エラスターゼ」も
分泌しやすいのがこのタイプ。肌は弱くないけど、老けやすいのはこちらです。
パーソナルカラーで言えば、イエローベースの方が多いでしょう。
このタイプは、寝なくても平気だけど寝る時間をなるべく確保すること、胃腸に負担になるものを控えること、
多少の脂肪をつけること、肌の表面を清潔に保つこと(菌に対抗しやすい)、
水分補給(肌も体も)をこまめにすること、活性酸素が多いので抗酸化になるものを摂取すること、
スキンケアでも抗酸化を意識すること など
エステの肌質改善でも同じで、表皮表面を清潔にすることと、マッサージでは筋肉より皮膚にフォーカスして
圧や手技を調整します。そして必ず水分(油性より水性という意味)で補水と保水をすること、などを
重点になります。
参考:http://www.issendou.co.jp/muda/20.htm
こちらは「リンパ球」が多い人 = 副交感神経優位型です。
※わたし自身はこちら
リンパ球タイプの人は、低気圧ではリラックスできない。なので私も雨の日は苦手です。
紹介しているサイトにもありますが、リンパ球タイプには適度な運動が良いです。
高気圧の土地(ハワイ)へ行ったり、アウトドアのスポーツをする、断食をしてみるなど、
アクティビティを時々入れると健康に良いです。
リンパ球タイプの肌質は、色白でぽっちゃり型、脂肪が多い、太りやすい。肌はもち肌、ハリも水分もありますが、
アレルギー体質が多いのもこのタイプです。老けにくいですが、肌荒れ、乾燥には注意なのがこちらのタイプ。
パーソナルカラーで言えば、ブルーベースの方が多いでしょう。
このタイプは、寝なくちゃダメ、腸に負担になるものを控えること、
多少の筋肉をつけること、肌の保湿をしっかりすること(水も油も)、特に紫外線に気をつけること、
肌を洗いすぎないこと、肌の保護をすること など
エステの肌質改善では、表皮表面は洗いすぎない、マッサージでは筋肉にフォーカスして圧や手技を調整します。
保湿は油性も水性も使い、肌表面の保護も忘れず行うことが大切です。
アンチエイジングとは、免疫と自律神経のバランス
わたしの美容論とは、ずばりこういうことです。
健康には、リズム、バランスが必要ですし、もちろんそれが肌に直結します。
少なからず、お客様でも肌質が改善している方、います。
産まれてこれまで全く肌に自信がなかった という方が、
肌がキレイですね!
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