化粧水、浸透のからくり？！

肌活フェイスデザインモニター募集中

たるみやシワを改善するだけではなく、お肌を美肌に導くメソッド。

施術の体験モニターを募集しております。

施術前後のお写真をお撮りしますが、スッピンではありません！ヘアメイクをしてのお写真です。

ご興味を持ってくださる方は、reserve@elieno.com まで

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昔からよくCMで見ますよね、「うちの化粧水は弾かないでグングン浸透するよーー」的な。。。

 

使っている化粧水が、なんだか肌に入っていかない。。。。

 

私の肌には合わない？？　この化粧水よくない？？

 

と思う前に、まずは肌のことを知ってみてくださいね。

 

 

皮膚は水を弾きます

通常健康的な肌というのは、上の写真の右側のように水を弾きます。

細胞間脂質と言って、皮脂に似た油が膜を覆っているので、水が一切入らないようにできています。

もっとはっきり言えば、水だけではなく、油以外のものは全て皮膚の内側に入らないようになっています。

もっともっとはっきり言えば、油も肌の油と中和されて、皮膚の内側には入りません。

 

 

水が浸透しないことについて考えると、弾いてすぐに浸透しない肌のほうが健康的であります。

逆に水を弾かずにすぐに浸透することを考えると、その肌は水分も油分も足りない肌ということになります。

ここまでは、実に単純。誰でも分かる理屈ですが、化粧水が浸透する、しないというカラクリは、もっと複雑です。

 

 

化粧水の成分が水だけなら

実際自分の顔に水を垂らしてなじませてみてください。

それで水を弾くなら、十分バリア機能もあるし、皮脂もある肌です。

そして手でなじませてやっと浸透していきますよね。

 
蒸留水ベースの化粧水など、成分が水だけの化粧水なら同じことです。

洗顔後の肌は、アルカリ性に傾いています。

肌にはアルカリ中和能といって、自分で弱酸性に戻ろうとする働きがあります。

化粧水というのは、このアルカリ中和能を助ける役割。

なので洗顔後に化粧水をつければ突っ張った感が落ちつきます。

もしくは、アルカリ中和能がしっかり働いていれば、洗顔後に15分くらい置いて化粧水も何もつけなくても、

突っ張った感は無くなります。

本来、健康な肌とはこういう肌。

1度夜の洗顔後、勇気を出して放置してみてください。

ご自分の肌のアルカリ中和能がどれくらいなのかよく分かります。

 

浸透がいい化粧水は

上の写真左側のように、浸透性がいい化粧水は乳化目的の界面活性剤と、高分子ポリマーが入っています。

両方入っている場合が多く、また、どちらかが入っています。

界面活性剤は1本の棒に、水にくっつく方、油にくっつく方が端にあります。

 

 

 

 

 

界面活性剤の中でも、水にくっつく方が長いものと、油にくっつく方が長いものなど色々ありますが、

主に水にくっつくのが長いほうの界面活性剤が化粧水には入っています。

化粧水の中では、水にくっつく方が主役だったのに、肌の上に塗ったとき、

皮膚の油部分と塗布するときの摩擦によって、油にくっつく方も出てきます。

油にくっつく方が出てくると、水をくっつく方を引っ張っていきます。

なので弾かれるはずの水は、油に引っ張られて弾かれなくなります。

また、高分子ポリマーは、主にベタつきをなくし、水と油を乳化させます。

肌についた化粧水をさらにサラリとしながらしっとり感を作るのが、高分子ポリマーの役割です。

浸透する化粧水が必要な肌は

上に書いたカラクリを読むと、まずこういった化粧水を、健康な肌が使う必要はありません。

自分のアルカリ中和能で肌のpH値を戻せばいいわけで、水がほとんどの化粧水で十分足ります。

 

浸透する化粧水が必要な肌は、

 

洗いすぎて乾燥する肌
(メイクを落とす為の界面活性剤、その油分を落とす為の界面活性剤で、皮脂は無くなっています)

まずはダブルクレンジングをしているなら、止めてみましょう。

 

アルカリ中和能が低下した肌
(自分でpH値を戻すことが中々できないわけですから、化粧水で戻してもらえます)

 

 

ここからは、エリーノが理想とすること。

化粧品の成分に対して、良し悪しは個人個人の判断にお任せしますが、

わたしのサロンに通われるお客様、わたし自身がこういう肌でありたいということは、

健康な肌 です。

 

従って、お客様には浸透する化粧水を使わなくても、自分のアルカリ中和能で肌のpH値を戻す肌であってほしい。

これがまずは、第１の指標。

うちに通われるお客様の肌は、十分に保湿力と、pH調整力のある肌。

これに皆さんがなることが大事で、美肌の基礎中の基礎です。

お読みになった方の中で、自分の肌力上げてみたい！という方は、まずはこの第１の指標を目指してみてくださいね。

 

 

 

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