たかの友梨はブラック企業なのか?

ずっとここでも書こうと思っていたのですが、中々書く時間もなく、

書くこともできなくおりましたが。。やはり書こうと思います。

 

 

この業界、正直今までも数々と問題がありました。

特に「押し売り」などによる消費者からのクレームや、「美容師法」に触れる

施術の提供など。これが理由でつぶれた会社もいっぱいあります。

 

 

 

たかの友梨は、その中でもこれまではあまりそういうスキャンダルや問題に出てこなかった企業でした。

しかし、今年になって「ブラック企業」とお札を頂いてしまった。

たかの

 

http://blackcorpaward.blogspot.jp/

 

 

 

「たかの友梨」はブラック企業なのか? Yahooニュース

今野晴貴 | NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者

 

http://bylines.news.yahoo.co.jp/konnoharuki/20140830-00038699/

 

この記事について、先週個人のFBタイムラインには書きました。

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日本エステ

 

ここで更に、たかの友梨のブラックの実態を言いふらしたいわけでもなく、

逆にたかの友梨の肩を持ちたいわけでもありません。

 

わたしは18歳の時にたかの友梨のエステティシャンになりました。

 

うちのサロンには、現役でたかの友梨のエステティシャンとして働く方もお客様でいらっしゃいます。

私が現役だった18年前と今と、正直労働時間や内容は変わりません。

 

 

エステティシャン=重労働 これはたかの友梨だけに限らず、どこのサロンでも同じでしょう。

技術者であり、身体を扱う仕事なわけで、楽なことはありません。

 

 

 

今回は、たかの友梨で働くエステティシャンが労働監督署に訴えた。

「休憩なし」「残業過多」「食事もできない」

 

 

 

ぶっちゃけ言います、私が現役の時もそんなのよくありました。

ただ、わたしにとっては「これが仕事」でありました。

多分ほとんどの従業員が、「これが仕事」と理解して働いていたと思います。

 

 

 

どうして過剰労働なのに、従業員は何も言わない??

それは、たかの社長のカリスマ性と、人柄にあったのかもしれません。

彼女も苦労をして、新大久保に第1店舗を立ち上げ、そこから「店」から「企業」と成長させたわけです。

そして、年に1回は全国の店舗をまわり、お客様や従業員と話しをしたり、写真を撮ったり、

そういうコミュニケーションをとってきていました。

 

 

 

経営者になれば、中々全国の従業員と対話をすることはできません。

たかの友梨も他企業と同様に、年に1回、従業員への表彰式もあります。

 

 

 

その時、たかの社長は、大体の従業員の顔と名前を覚えていたり。

 

 

 

そういう人だから、これだけ重労働でも、やる気をもって、たかの友梨の一員として

働いてこれた方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

わたしもその1人でした。

 

 

 

ただ、時代は変わりました。

もうカリスマ性や人柄や、精神論で従業員がついてこない時代なのではないでしょうか。

 

 

 

私が5年いたフランスは、逆に労働組合が強かったです。

有給消化ができない、などあれば、即刻訴えられます。

 

 

 

 

大体、ブラック企業となる会社の労働条件で出てくるのは「サービス業」

 

エステティシャンも、サービス業です。日本には国家資格はありません。

資格がなくても、誰でもできます。美容師、マッサージ師、看護士などとは違います。

 

 

 

フランスは国家資格。仕事の内容は同じでも、職業としてのステイタスは違います。

今、日本でも、もうエステティシャンは国家資格になってもいいんじゃないか?

 

 

 

 

今わたしは切実に思います。

 

 

 

大手や民間団体が試行錯誤で決めてきたガイドライン。

それをもっと、国としてのガイドラインにしてほしい。

そうすれば、エステティシャンとしての「職業論理」が確立され、この業界はもっと消費者から

必要とされるサービスに変わっていくのだと思います。

 

 

 

自分が生きているうちにそうなってほしい。

そのために日々できることからコツコツと、ガンバッてやっていきます。

 

 

 

 

 

 

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