界面活性剤フリーと書いて界面活性剤が入っている化粧品

肌活フェイスデザインモニター募集中

たるみやシワを改善するだけではなく、お肌を美肌に導くメソッド。

施術の体験モニターを募集しております。

施術前後のお写真をお撮りしますが、スッピンではありません！ヘアメイクをしてのお写真です。

ご興味を持ってくださる方は、reserve@elieno.com まで

モニター募集の件　と件名にお書きの上、お問い合わせをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

最近オーガニック、ナチュラル志向の方が増えてきたのと、敏感肌の方が増えてきたので

「肌に優しい」とうたう化粧品がドラッグも含めて増えてきました。

 

 

わたしもどちらかというと、ナチュラル派かもしれません。

 

 

ですが、一番大事なのは、「貴女の肌にとって何が必要か」であり、それが合成であろうと、

自然であろうと、危険な時は危険であり、安心な時は安心なんです。

 

 

シリコンが良くない、と思っている方は使わない方がいいでしょうし、ですが撥水性を求める

メイクが必要な時は、シリコンに頼ればいいと思います。

 

 

シリコンはそういう意味では優秀な成分であり、合成化学の賜物です。

 

 

本当ならば、

どういうときに、どの成分に頼ればいいか。

しかし、普段毎日使うスキンケアは、どの成分が一番安全か。

 

 

こういうことを、一般の方でも見極めて肌に合わせて化粧品が使えたら最高です。

 

 

そうすれば、肌がキレイな女性が日本にはすっごく多くなるでしょう（笑）

 

 

わたしが個人的に嫌いなのは、

 

 

何かを否定して、別の売りたいものを肯定したがる人や会社

オーガニックやナチュラルなフリをして、実は合成成分を使っている化粧品

 

 

上に書いたことは、非常に良くある「宣伝手法」だったりします。

 

 

今日はその中でも、界面活性剤フリーについて書きますね。

 

 

 

 

 

実は界面活性剤フリーじゃなかったりする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シリコンフリー、ミネラルオイルフリー、パラベンフリー、合成界面活性剤フリー

 

などは、自然派や敏感肌用コスメなどには当たり前になってきました。

 

最近出てきたのが、「界面活性剤フリー」

 

合成界面活性剤フリー　と書いてあっても、自然由来の界面活性剤は入っているよ　ということですが、

（しかし自然由来であっても、界面活性剤には変わりなければ、大した違いもありません。。。）

 

最近は、界面活性剤は一切入っていないよ　ということを強調したくて、界面活性剤フリー　

と大きくラベルに書いている化粧品があります。

 

 

もちろん、わたしがすすめるブランドさんには、一切界面活性剤を使っていない化粧品がありますし、

本当に界面活性剤を使っていないものもあります。

 

 

ここで注意なのは、

 

 

高分子乳化剤　

 

 

それがその「界面活性剤フリー」と書いている化粧品に入っていたら、ちょっと裏があります。

 

 

 

例えば、

（アクリレーツ／アクリル酸アルキルC１０）コポリマー　など

 

 

これは、いわゆる合成ポリマーで、増粘剤と呼ばれるものです。シリコンやカルボマーも増粘剤です。

化粧品に粘り気が出ますし、肌にフィットしやすくなり、使用感がサラリとしていて、使いやすい

使用感になります。

 

 

が、それと同時に化粧品開発においては、高分子乳化剤と言います。

 

 

 

 

 

界面活性剤の代わりに高分子乳化剤

 

乳化剤としてよく使われる界面活性剤は、「非イオン界面活性剤」と呼ばれるもので、

よくオイル系のクレンジングに入っています。

 

界面活性剤は、水と油にくっつき、汚れを落としたり、水と油を乳化させることができることは

ご存じだと思いますが、時としてその量が多くなったり、または数種の界面活性剤の相性が悪かったりすると

安定しなかったりします。

 

そして使用感にも影響があり、油によくくっつきすぎるとベタついたり、逆に水に反応しやすいと

水っぽくなったりもします。

 

 

特に洗い流さない化粧水や乳液の乳化、安定をさせるために、最近は「非イオン界面活性剤」を

使わずに、「高分子乳化剤」を使う化粧品が多々あります。

 

 

なぜ高分子乳化剤を使うのかというと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真のような構造になっていて、水溶性の高分子に親油基という油になじむ部分が付いています。

 

この高分子乳化剤自体が、水にも油にもなじむように既に合成されていて、配合する界面活性剤を

少なくできる、または配合しなくできるわけです。

 

 

 

 

 

ということです。

 

 

 

ここでおかしいのは、なぜか「界面活性剤フリー」が良いのかです。

 

 

どうして界面活性剤が入っていない化粧品がほしいのでしょう？？

 

 

自分の肌のバリア機能まで界面活性剤で崩されると言われたから？？

または、そんなに理由はなく、ヘイトキャンペーンに影響を受けたから？？

 

 

 

結局、界面活性剤が入っていないくても、界面活性剤と同じ働きをする成分が入っていたら

変わりはないのではないでしょうか？

 

 

 

 

界面活性剤も高分子乳化剤もいらない

 

もし、わたしが化粧水を買うとしたら、これになると思います。

 

わたしにとっての化粧水の役割は、

 

肌に水を与えること

 

いたってえシンプルな目的です。

なので、水ベースでいいですし、乳化させないといけない成分は、わたしには必要ありません。

 

 

しかし、皆さんがもし化粧水に求めることが、それ以上に

 

 

水分だけじゃなく、油分も

浸透しているって、実感したい

化粧水つけたらすぐにぷるんとした弾力が欲しい

べたつくのはイヤ

 

こういったニーズがあるなら、高分子乳化剤も入っているものがいいのではないでしょうか？

 

 

もちろん合成ポリマーなので、肌に元々あるものでも、自然なものでもありません。

肌のバリア機能が上がるわけでも、保湿力が上がるわけでもありません。

 

 

化粧品という化学が、あなたの肌を作っています。

 

 

その事実は変わりません。

 

 

それがいいか、悪いかは、それは皆さんご自身の判断です。

 

 

 

エリーノが提唱する「肌美」とは、

 

自分の肌が自分でキレイにする力をつけていくこと

 

それをご理解くださり、そうありたい！という方が、来てくださるサロンです♥

 

 

 

３年前に書いた、石鹸の成分について　とっても人気のある記事ですので、合わせてお読みください！